2006年4月、日立ハイテクグループが日立システムに臨床検査システム事業を譲渡
2006年1月10日
株式会社日立システムアンドサービス
株式会社日立ハイテクノロジーズ
株式会社日立ハイテクノロジーズ(本社:東京都港区、執行役社長:林 將章、以下日立ハイテク)、株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村博行、以下日立システム)は、日立ハイテクの100%子会社である株式会社日立サイエンスシステムズ(本社:茨城県ひたちなか市、以下日立サイエンス)の営む臨床検査システム事業(臨床検査情報システム)を2006年4月に日立システムへ譲渡することを合意しました。
従来日立グループにおける臨床検査システム事業は、日立サイエンスと日立システムにて個別に実施していましたが、それを日立システムに統合することで、双方の技術力を結集したより高品質なソリューションを提供し、日立システムとして2008年には臨床検査システム事業において国内トップクラスのシェア確保を目指します。(2008年目標売上:10億/年、市場規模:約70億/年)。
また、日立システムは、日立サイエンスの持つシステム製品を引き継いで全国の小規模から大規模までの全病院を対象とし、強みであるシステム導入・保守での柔軟で迅速な対応を実施します。さらに、日立システムが日立グループ最大の臨床検査システムベンダーとなり、システム販売・導入から保守まで一貫対応することで、従来以上にお客様にご満足いただけるサービスを提供します。
日立ハイテクでは、従来、主力事業である臨床検査自動分析装置の情報システム化において、日立サイエンス製および日立システム製の臨床検査システムを販売していましたが、日立サイエンス製臨床検査システムを日立システムが引き継ぐことにより、今後は臨床検査システムの開発・販売から保守サービスまで、一貫して日立システムと強固な関係を構築します。
株式会社日立システムアンドサービスは、情報分野に関する信頼性の高い技術力を背景に金融・社会・製造・流通・医療分野で全国にシステムインテグレーションサービスを展開しています。医療分野では臨床検査システム「Lavolute(ラボリュート)」を主力製品として、全国の400以上の病院等施設への導入実績があり、オーダリングや電子カルテなどの院内システムやその他部門システムとの接続実績も多く、豊富なノウハウに基づくサービスをご提供します。
株式会社日立ハイテクノロジーズは、電子デバイスシステム、ライフサイエンス、情報エレクトロニクスおよび先端産業部材の4つのセグメントにおけるエレクトロニクス関連を中心とした各種商品の販売、製品の製造ならびに保守・サービスなどを行なっています。ライフサイエンス分野では、世界トップクラスの実績を有する生化学自動分析装置などの臨床用機器やゲノム解析に欠かせないDNAシーケンサ、さらに多彩な研究開発を支える分析装置の開発・製造からアフターサービスまでトータルに対応しています。
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