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Hitachi

株式会社 日立ハイテク

ログ調査支援ツール「LogProspector」を販売開始

異なる書式のログを統一フォーマットに変換、高度な解析を実現

2006年6月8日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:林 將章/以下、日立ハイテク)は、株式会社コムスクエア(東京都江東区、代表取締役:上嶌 靖)が新開発したログ調査支援ツール「LogProspector(ログプロスペクター)」を2006年6月末より販売開始します。
本製品は、Windows上で動作するマルチログ解析アプリケーションで、サーバやネットワーク機器ごとに書式が異なるログファイルを統一のフォーマット(書式)へ変換することで、より深く多面的で、目視性の高い詳細解析を実現します。

複数のサーバやネットワーク機器、アプリケーション、クライアント操作から得たログファイルを調査することは企業がネットワークセキュリティ対策を講じるための第一歩ですが、目的ごとに絞り込んで個別の詳細を探っていくためには、個々のログに対する調査項目別の事実確認や異なるログ同士の比較、相関分析が必要となります。そのためには各ログのデータを同一の尺度から照合していくことが大前提となりますが、ログは入手先ごとに異なる項目分類で記録されているため、寄せ集めた各ファイルを単純にリストアップして突き合せるだけでは、分析を進めることができません。

今回開発した「LogProspector」は、機器ごとに異なるログファイルの記録形式(書式)を調査者が自由に設定する同一の項目分類に変換のうえ、各ログを統一保存することができます。そのため、調査項目別による絞込み検索や異なる機器のログ同士によるクロス集計も実施可能となり、統一的な客観性と目視による確認性に優れた調査結果を常に得ることができます。主な活用方法は、つぎのとおりです。

  1. 従業員インターネット管理(インターネットの不正利用・私的利用を調査し抑止)
  2. 障害調査(サーバやネットワーク機器の障害やエラーの原因、内容を迅速かつ的確に調査し特定)
  3. 不正アクセス調査(不正アクセスの原因と形跡の調査・解析を緻密に実施)
  4. ログの変換・統合化(ログの変換・統合化により、困難な相関分析も簡単に実施可能)
  5. ログの設定(テンプレートがないログもGUI操作により登録可能)
  6. レポート作成(解析結果をグラフとサマリー化し、簡単できれいにレポーティング)

価格は1ライセンス200万円(予定)で、初年度200ライセンスの販売を目指します。

日立ハイテクは、6月7日(水)~9日(金)開催の「Interop Tokyo 2006」において、「LogProspector」を出展しています。(展示ブースNo.1K20)

【「LogProspector(ログプロスペクター)」製品紹介サイト】
http://logprospector.jp/

従業員インターネット利用調査
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