-半導体製造装置、医用分析装置の生産効率を向上-
2009年5月19日
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:大林 秀仁/以下、日立ハイテク)は、半導体製造装置、医用分析装置の生産効率向上を目的に、2008年3月から那珂事業所(茨城県ひたちなか市)において建設を進めていた新工場棟(製造棟)を竣工し、このたび稼動を開始しました。
今回竣工した製造棟は鉄骨3階建て、総床面積は18,559m2で、最新の大型機械加工設備を備えた機械加工と最新技術を導入した医用分析装置の組立を行います。1階が機械加工職場、2階は事務室と技能訓練校、3階を医用分析装置の組立職場としています。
製造棟は老朽化した建屋の建て替えとして建設したもので、革新的な生産ラインの構築が実現し、一層の生産効率の向上とローコスト生産体制が整いました。また、大型の生産設備を新たに導入することで、将来的な装置の大型化にも対応しています。これら施策により、開発・設計・製造機能の有機的な連携を加速し、顧客へのソリューション提供力を強化しました。
日立ハイテクは、那珂事業所における今回の設備投資により、最適かつ効率的な生産体制の確立を図り、半導体製造装置、医用分析装置事業におけるさらなる競争力の強化を目指していきます。
さらに、那珂事業所では今回竣工した製造棟のほか、鉄骨4階建ての総合棟(総床面積:約25,000m2)の建設も予定しています。総合棟は、1階と2階に大型のクリーンルームを設置して、主に半導体製造装置の開発と製造を行い、3階と4階部分は設計部門の職場となります。
竣工 | 2009年2月 |
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稼動開始 | 2009年5月 |
構造 | 鉄骨3階建て |
寸法 | 152m×48m 高さ19.5m |
総床面積 | 18,559m2 |
那珂事業所 製造棟
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