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Hitachi

株式会社 日立ハイテク

卓上顕微鏡「Miniscope®」、累計出荷台数1,000台を突破

-全世界の産業、教育用途で活躍-

2009年9月30日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:大林 秀仁/以下、日立ハイテク)が2005年4月に発売を開始した卓上顕微鏡「Miniscope®」が、このたび累計出荷台数1,000台を突破しました。
小型、低価格、高操作性を実現した「Miniscope®」は、日本のみならず、北米、欧州、アジアなど全世界において導入されています。

卓上顕微鏡「Miniscope®」は、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー分野を始め、あらゆる産業分野の研究・開発から品質管理などで使用される電子顕微鏡を製造、販売している日立ハイテクが、「最先端の顕微鏡を身近に」をテーマに開発した、これまでにない新しいタイプの電子顕微鏡です。
机の上に乗るほどの小型でありながら倍率は1万倍で、かつ低価格を実現しています。さらに、デジタルカメラ感覚で使える高い操作性を実現し、従来の概念を覆す電子顕微鏡として、国内外において研究機関や企業、学校や科学館などで活用されています。
競争の激しい科学機器の分野において、卓上顕微鏡という新しい市場を開拓し、4年半という期間に単一機種で1,000台出荷を達成するに至ったことは、顧客からの高い注目と評価の表れと考えています。

日立ハイテクでは、科学振興活動の一環として、この「Miniscope®」を活用した理科教育支援を行っています。各地で開催される理科教室イベントに、社員による「Miniscope®」のデモンストレーションを提供しているほか、2008年からは理科教育支援活動に賛同いただいた教育機関等への貸し出しも実施しています。これらの活動に参加し、ミクロの世界を体験した子どもたちは延べ6,000人以上にのぼっています。また、2009年3月には、電子顕微鏡の公立小学校への納入としては全国初のケースとして、岩沼市立岩沼小学校(宮城県)に「Miniscope®」を納入し、夢を育む理科教育の推進に活用されています。

日立ハイテクは、卓上顕微鏡「Miniscope®」の累計出荷台数1,000台突破を一つの区切として、国内外における拡販をさらに進めます。今後も「Miniscope®」が材料、半導体、食品、バイオ等幅広い分野での研究・開発、品質管理まで多岐にわたって活躍すること、さらには理科教育に用いられることにより、昨今の子どもたちの「理科離れ」の歯止めにつながることを期待しています。

卓上顕微鏡「Miniscope® TM-1000」の特長

  1. 設置工事不要。AC100Vのコンセント(3P)の接続だけで稼働
  2. 連続通電不要の省エネ設計。立ち上げ時間を約3分に大幅短縮
  3. 絶縁物試料を前処理なしで観察できる低真空タイプ
  4. オート機能充実。デジカメ感覚で使えるシンプルな操作
  5. 20倍~10,000倍までの観たい倍率に瞬時に対応
  6. 焦点深度の深い立体的な形態観察

卓上顕微鏡「Miniscope(R) TM-1000」
卓上顕微鏡「Miniscope® TM-1000」

「Miniscope®(卓上顕微鏡)」ウェブサイト
http://www.hitachi-hitec.com/em/miniscope/

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