-簡単、快適、確実なオペレーションとエンジニアリング機能を実現-
2010年10月5日
株式会社日立ハイテクトレーディング(本社:東京都港区、取締役社長:梅田順丈)は、操作性を向上し、機能を充実させた計装制御システムEXシリーズの新型機種「EX-N01」を開発し、10月12日より発売を開始します。
「EX-N01」は従来からのEXシリーズの思想を継承しつつ、ヒューマンインターフェースを一新しました。プラントの監視・操作に使用するオペレーションソフトウェアは、欲しい情報を即座に入手できるフレームツリー型のメニュー画面を採用するなど、快適な操作のために画面構成を一から見直しました。制御ソフトウェアを構築するためのエンジニアリング機能では、ソフトウェア開発工数の削減を可能とする仕様記述方式を採用しています。OSには最新のWindows 7を採用し、操作性を大幅に向上させています。
「EX-N01」が提供するのは「オペレーションストレスからの解放」「ハードウェア、ロケーションの制約からの解放」「プログラミング知識からの解放」です。プラント、工場などの監視・制御分野はもちろんのこと、プロセスデータを多く扱う研究開発分野に対しても、使いやすく導入しやすいシステムとなっています。快適なオペレーション環境と効率的なエンジニアリング機能にて「EX-N01」はお客さまの安心・安全な操業とトータルコスト低減に貢献します。
本製品の開発・製造は日立ハイテクグループの株式会社日立ハイテクコントロールシステムズ(本社:茨城県水戸市、取締役社長:小松均)が行います。価格は最小構成で500万円から、初出荷は2011年4月を予定しています。化学、食品、薬品などのバッチプロセスから、燃焼・エネルギープラントや水処理などの連続プロセス、その他監視・制御分野向けに販売し、初年度に150セット以上の出荷を目指しています。
オペレーターが欲しい情報を即座に入手できるよう、ナビゲーションとなるフレームツリー型のメニューを採用しました。また、計器やトレンド画面などの操作に対してはシンプルで直感的なオペレーション画面を用意し、オペレーターが安心して運転できる操作環境を提供します。
シンクライアント方式の採用や、画面解像度の自動判断機能などにより、オペレーション端末のハードウェアスペック選択の幅を広げています。無線タブレットPCなどを用いてモバイル端末化を図れば、場所を選ばないオペレーションが可能です。
制御ソフトウェアを構築する日立計装用言語SLC(Soft-Less Controller)の操作性を刷新しました。プラント制御の仕様を入力することで制御プログラムを構築できる仕様記述方式を採用しています。エンジニアリングの負荷・工数の低減に貢献します。
計装制御システム「EX-N01」
オペレーション画面例
お問い合わせ頂く前に、当社「個人情報保護について」をお読み頂き、記載されている内容に関してご同意いただく必要があります。
当社「個人情報保護について」をよくお読みいただき、ご同意いただける場合のみ、お問い合わせください。