―医療機関等での安定した装置稼働へ貢献―
2012年7月2日
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長: 久田 眞佐男 /以下、日立ハイテク)は、有事における医療機関等での医用・バイオ製品の装置稼働維持のため、安定した消耗品の供給継続を行うことを目的に、福岡県大牟田市に生産拠点を新たに設置することを決定しました。
日立ハイテク 那珂地区(茨城県ひたちなか市)は、主に半導体計測・検査装置、電子顕微鏡、医用・バイオ分析装置の開発・設計・製造拠点として、世界トップレベルのシェアを誇る製品を生産しており、現在国内では、これらの製品群は那珂地区1拠点のみで生産が行われております。
このたび、昨年3月の東日本大震災での被災経験から、これら主要製品群のうち医用・バイオ分野の生化学・免疫分析装置、DNAシーケンサ等の装置稼働に必要な消耗品につきまして、新拠点に一部生産を移管し、2拠点生産を開始することといたしました。
新拠点の操業は、本年11月の稼働、2013年早期の出荷開始を目標に今後準備を進めてまいります。
なお、新拠点での生産は製造子会社である株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス(茨城県ひたちなか市、取締役社長:本田 穣慈)が担当いたします。
日立ハイテクは、世界市場で高いシェアを誇る医用・バイオ製品の安定供給が、企業の社会的責任を果たすことと認識し、今後も事業リスクに配慮した運営に努めてまいります。
名称 | 株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス 大牟田センタ(仮称) |
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場所 | 福岡県大牟田市手鎌1892-1 |
構造 | 鉄骨造 2階建て(賃借) |
総床面積 | 4,608㎡ |
総投資額 | 約17億円 |
稼働開始日 | 2012年11月1日(予定) |
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