日本におけるM2M & IoTソリューションの提供を開始
2013年12月18日
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)と、M2M( *1) & IoT( *2)ソリューションの先駆的プロバイダーであるAxeda Corporation (CEO:Todd DeSisto/本社:米国/以下、Axeda社)は、このたび、日本におけるAxeda社M2Mクラウドサービスの販売権及びプライベートクラウド事業運営を含む、戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
このたびの契約締結により、日立ハイテクはAxeda社のプラットフォームをベースとするM2M & IoTソリューションを日本で販売するとともに、日本国内においてセキュアなプライベートクラウドセンターを設立し、機器・センサーデータの取得、運用、保存までを行い、機器の稼働率やサービス業務の効率向上、企業のグローバル展開に貢献するプライベートクラウド事業を運営してまいります。これにより日立ハイテクはAxeda社M2Mクラウドサービスを日本で販売する唯一の日本企業となります。同サービスを利用する企業は、クラウドベースの装置データにアクセスすることで、革新的なソリューション開発が可能となります。Axeda社とのパートナーシップにより、日立ハイテクはアジア各国で高まっているM2M & IoTソリューションへの、さまざまなニーズに応えてまいります。
調査会社のGartner, Inc.によると、IoT接続機器は2020年までに260億台に達することが見込まれています。また、IoT接続製品とサービス市場は2020年には約30兆円にも及び、190兆円の経済価値が生まれると予想しています( *3)。
日本は世界の中で最も技術革新の速い市場であり、日立ハイテクはこれまでも先進的な社会インフラやそれを支えるアプリケーションやシステムの提供に努めてまいりました。IoTは新たな市場を牽引するもので、機器・センサーデータの集まりであるビッグデータと高度な解析技術により、より良い経営判断や新サービスの開発、コスト削減を実現します。
日立ハイテクとAxeda社は長年にわたりM2Mソフトウェア販売の取引を行ってまいりましたが、今回のパートナーシップの発展により、日立ハイテクはプライベートクラウドの提供も含めた遠隔監視、機器・装置の場所確認、データ解析、データ保全、その他のIoTアプリケーション開発を行えるセキュアな環境の中で、独自の先進技術も組み入れたサービスを提供してまいります。
「Axedaはパートナーとの技術革新におけるコラボレーションが、今後、私たちがIoTの中でリーダーシップを維持していく鍵を握っていると確信しています。今日の日立ハイテクとの発表は、私たちが先駆的なソリューション企業と手を組み、グローバルなビジネス展開を図る上での、重要な節目となります」
「今回の契約締結は、日立ハイテクが大きく成長・発展する新しい段階に入ったことを意味しており、より付加価値の高いM2M & IoTサービスを提供できることになります。私たちは日本およびアジア市場でM2M & IoTソリューションの提供を加速し、差別化していくために、業界のリーダーであるAxeda社とチームワークを組んでいくことに大きな価値があると考えています」
Axeda社は米国マサチューセッツ州フォックスボロ-を拠点とする技術開発企業で、接続された機器・装置を通じて革新的なM2M & IoTソリューションを最も先進的なクラウド環境で提供しています。
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