2014年11月4日
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男)の相談役である大林秀仁氏が、2014年秋の叙勲において、産業振興への貢献を称えられ、旭日中綬章を受章しました。
大林氏は、主に研究者が使用する理化学機器であった電子顕微鏡に当時の最先端電子線技術を導入することで、1980年代に世界で初めて、半導体製造ラインの作業者が容易に操作できる測長SEM*1を製品化しました。また、1996年からは東京大学で特別講師として「電子顕微鏡の原理と応用」について講義を行うほか、一般社団法人日本半導体製造装置協会会長(2011年5月~2013年5月)を務めるなど、次世代の人材育成や業界の発展に貢献してきました。こうした功績が認められ、2008年には大河内記念生産賞*2を受賞、また2010年にはIEEE(米国電気電子学会)*3から、電気工学の分野においてリーダー的な役割を果たした個人に贈られる「IEEE Ernst Weber Engineering Leadership Recognition」を日本人で初めて受賞しています。
大林秀仁(おおばやし ひでひと)
1944年4月22日(70歳)
福井県
1969年4月 | 株式会社日立製作所入社 |
2001年10月 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ取締役 |
2003年6月 | 当社執行役常務 |
2006年4月 | 当社代表執行役執行役専務 |
2007年4月 | 当社取締役兼代表執行役執行役社長 |
2011年6月 | 当社取締役会長 |
2013年6月 | 当社相談役(現在) |
自2006年4月 | 一般社団法人日本分析機器工業会 副会長 |
至2007年5月 | |
自2011年5月 | 一般社団法人日本半導体製造装置協会 会長 |
至2013年5月 |
このたび、旭日中綬章受章の栄に浴し、身に余る光栄に存じます。経営者として、スピード重視、現場重視の経営方針をもとに邁進し、常にお客様に満足いただける最先端ソリューションの提供に注力してまいりました。また半導体製造装置業界において、一般社団法人日本半導体製造装置協会での活動を通じて微力ながらも業界発展に貢献できたことは、関係官庁・大学関係者・業界関係者のご指導の賜物と、心から感謝しております。
永年にわたり一緒に仕事に取り組んできた日立グループの皆様に深甚の謝意を申し上げるとともに、今回の受章を励みとして一層精進し地域・社会の発展に貢献してまいる所存でございます。
お問い合わせ頂く前に、当社「個人情報保護について」をお読み頂き、記載されている内容に関してご同意いただく必要があります。
当社「個人情報保護について」をよくお読みいただき、ご同意いただける場合のみ、お問い合わせください。