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Hitachi

株式会社 日立ハイテク

ハイボット社からの独占販売権取得により架空送電線検査装置事業に参入

―社会イノベーション分野での事業拡大をめざす―

2014年1月20日

株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)と日立ハイテクの100%子会社である、株式会社日立ハイテクファインシステムズ(取締役社長:市川 久賀/以下、日立ハイテクファインシステムズ)は、ベンチャー企業である株式会社ハイボット(以下、ハイボット社)からの独占販売権取得により、新たに超高圧架空送電線検査の自動化・効率化を実現する送電線検査装置事業に参入し、開発・製造・販売活動体制を構築してまいります。
日立ハイテクグループは、今後の成長分野の一つとして社会イノベーションを事業ターゲットにしており、新たに架空送電線検査装置事業に参入することで、同分野における事業拡大をめざします。

電気エネルギーは、世界各国・地域に張り巡らされた架空送電線網を通じて供給されており、その安定性の確保には、予防的な点検・検査を欠くことはできません。現在、超高圧架空送電線は、主に双眼鏡やヘリコプターを使用しての目視点検のほか作業員による宙乗り点検が行われています。しかし、宙乗り点検は作業員が電線上を歩いて点検するため、多くの労力と時間を要してしまい、また送電を停止して行う必要があるなど、検査精度のさらなる向上と効率化が大きな課題となっていました。
こうした課題に対し、ベンチャー企業であるハイボット社は、2006年から関西電力株式会社(以下、関西電力社)、株式会社ジェイ・パワーシステムズ、国立大学法人 東京工業大学と共同で技術開発に取り組み、超高圧架空送電線点検ロボット「Expliner」を開発しました。
超高圧架空送電線点検ロボット「Expliner」は、超高圧架空送電線上を自走し、架空送電線の表面状況や外径寸法を測定します。ハイボット社が独自開発したカウンタウェイトを用いたバランス制御機構により、懸垂がいし装置(*1)等の架空送電線上の障害物を乗り越えることができ、多導体送電線(*2)における複数電線の同時点検が可能です。

この度、日立ハイテクファインシステムズは、ハイボット社における「Expliner」の開発を元に、架空送電線検査装置の開発・設計・製造および国内外での独占的な販売活動を行うことで合意に至りました。
日立ハイテクファインシステムズは、社会インフラ検査事業として鉄道の軌道・架線検測装置の開発・製造に取り組んでおり、メカトロニクス技術やセンサー・画像処理技術を長年培ってきました。今後もハイボット社および関西電力社とのコラボレーションにより、架空送電線検査装置の技術・製品開発に向けて取り組み、顧客ニーズに対応したイノベーティブなソリューションを提供してまいります。
また、日立ハイテクグループのグローバルネットワークを活用し、国内外に向けて2014年度から販売を開始いたします。

日立ハイテクグループは、今回の架空送電線検査装置事業への参入により、世界各国の架空送電線検査において自動化とコスト低減、検査精度の向上を実現し、成長が見込まれる社会イノベーション分野で新たな社会インフラ検査事業の拡大をめざしてまいります。

*1
架空送電線を鉄塔から懸垂して支える連結されたがいし(がいし:送電線と鉄塔との間を絶縁するための器具)
*2
同じ電位(相)をもつ電線を2本(2条)以上に分割して電気を流す架空送電線。当面のターゲットは、2導体および4導体

超高圧架空送電線点検ロボット「Expliner」
超高圧架空送電線点検ロボット「Expliner」

ハイボット社 概要

ハイボット社 概要
商号 株式会社ハイボット
本社所在地 東京都目黒区下目黒2-18-3
代表者(共同) 北野 菜穂・ミケレ グアラニエリ
業務内容 独創的な最先端ロボットの開発と、またそのロボットの駆動と制御に不可欠な電子機器の製造販売を主な事業として東工大発ベンチャーとして創業。プラントの配管系点検、超高圧電線・水道ガス管路・トンネル・橋脚などの社会インフラ点検、福祉介護、そして福島第一原発の事故対応、などの作業を行う知能作業ロボットを開発している。
従業員 8名
設立 2004年
資本金 3,570万円
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担当:仲田、石井  TEL:03-3504-7317
報道機関お問い合わせ先
CSR本部 CSR・コーポレートコミュニケーション部
担当:松本、武内  TEL:03-3504-7760
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