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2014年4月2日

株式会社日立ハイテクノロジーズ（執行役社長：久田 眞佐男／以下、日立ハイテク）は、2014年4月1日付にて、メキシコ合衆国（以下、メキシコ）メキシコシティに、日立ハイテクグループの100%出資現地法人「Hitachi High-Technologies Mexico S.A.de C.V.」（以下、日立ハイテクメキシコ）を設立し、営業を開始しました。

近年メキシコでは、自動車産業の著しい成長に伴い自動車メーカーによる投資が加速し、部品・加工メーカーも相次いで拠点を設置するなど、アジアに続く一大生産拠点としての期待が高まっています。世界屈指の自動車市場である隣国の米国とは、北米自由貿易協定（NAFTA）により貿易が拡大傾向にあるとともに、中南米市場向けの生産拠点としても存在感を増しており、メキシコの自動車産業関連ビジネスは今後もさらなる拡大が見込まれています。

日立ハイテクは、2007年に日立ハイテクノロジーズアメリカ会社 メキシコ営業所を開設し、自動車用部品・素材を中心に市場調査・マーケティング活動を行ってきました。
日立ハイテクメキシコの設立により国内外における多様な取引への対応を可能とすることで、メキシコ進出企業やメキシコ国内企業とのさらなる連携強化を図ります。将来的には、メキシコの広範な自由貿易ネットワークを活かしたグローバルな部材関連事業を拡大し、3年以内に60億円の事業規模をめざします。

今後も、日立ハイテクグループが持つグローバル営業力・ソーシング力を発揮し、新事業・地域開発を積極的に推進することで、グローバルマーケットにおける事業拡大に、より一層注力してまいります。