名札型センサーにより計測した行動データを活用し業務改善・業績向上に貢献
2014年10月2日
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:久田 眞佐男/以下、日立ハイテク)は、名札型センサーにより計測した膨大な人間行動データと業務・業績データなど既存のビッグデータを統合解析し、業務改善・業績向上などを支援する「ヒューマンビッグデータ®/クラウドサービス」の提供を開始します。
これまで日立ハイテクは、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)が開発した組織活動可視化システム「ビジネス顕微鏡®」の技術を活用した、名札型センサーによる組織内のコミュニケーションを定量的に計測、可視化するサービス「組織改革ソリューション」を提供してきました。
今回、新たに提供する「ヒューマンビッグデータ®/クラウドサービス」には、名札型センサーにより計測した人間行動データをクラウド環境下におくことで、業務分析などを支援する「行動データ提供サービス」と、人間行動データと業務・業績データとの統合解析によりKPI*向上要因の抽出や施策実行を支援する「業績向上支援サービス」があります。
なお「ヒューマンビッグデータ®/クラウドサービス」に関わる研究開発は日立の中央研究所、製品開発とサービス提供は日立ハイテクが推進しています。
今後も日立ハイテクは、さまざまな分野においてビッグデータの利活用を支える製品やサービスの開発を進めていきます。
センサーにより計測した人間行動データをクラウド環境下で活用できます。期間、装着対象者、場所など分析に必要な条件を設定後、各種の人間行動データをダウンロードすることができ、業種を問わず、さまざまな分野において業務分析などに活用可能です。
組織活性化 | 組織力強化、部門間連携の強化、会議の質向上 |
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流通店舗 | 顧客、従業員動線分析、各種業務時間の分析による業務改善 |
コールセンター | オペレーターのコミュニケーション分析によるマネジメント力強化 |
物流倉庫 | 倉庫内作業時間の分析による作業ルート最適化、人員計画最適化 |
医療・福祉 | 患者(入居者)、各種処置への看護業務時間の分析による看護業務改善 |
生産現場 | 各生産工程における作業時間の分析による生産性向上 |
教育 | 生徒、講師間のコミュニケーション分析による教育の質向上 |
人間行動データと業務・業績データとを統合解析し、業績に与える重要要因を抽出し、業務改善に向けた施策設計、施策実行を支援します。
流通店舗 | 業務データ(POSデータ等)との統合解析によるレイアウト最適化、従業員配置最適化による業務効率、売上等の業績改善への貢献 |
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コールセンター | 業務データとの統合解析によるオペレーターの業務改善、KPI向上要因の抽出 |
「ビジネス顕微鏡®」「ヒューマンビッグデータ®」は、株式会社日立製作所の登録商標です。
日立ハイテクノロジーズは、2014年10月30日(木)~31日(金)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2014 TOKYOにおいて、「ヒューマンビッグデータ®/クラウドサービス」を紹介します。
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