―ズワイプ社製指紋センサ搭載RFID・ICカード型製品の取扱を開始―
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:宮﨑 正啓/以下、日立ハイテク)は、指紋認証技術を手掛けるZwipe AS(CEO:Kim Kristian Humborstad/本社:ノルウェー/以下、ズワイプ社)と、ズワイプ社製品の日本国内における販売代理店契約を締結しました。
ズワイプ社は、2009年の設立以来、RFID*¹ならびにICカードへの生体認証機能搭載を可能にする、高速かつ低消費電力の指紋認証アルゴリズムの研究開発を行ってきました。また同社は当分野における優れた特許を保有し、金融決済、セキュリティーID、アクセスコントロールを対象とする製品開発を行っている、バイオメトリクス認証技術のリーティングカンパニーです。
これまで、日本において個人認証を行うために利用されてきた方法は、署名やパスワードが主流でしたが、他人によるなりすましや情報流出など、セキュリティー面での課題がありました。近年は、セキュリティーがより強固な生体認証が注目されていますが、認証機能の小型化が難しく、クレジットカードやキャッシュカードへの指紋認証機能の搭載は進んでいませんでした。
しかし、このたび日本初の導入となるズワイプ社製品は、指紋認証機能をクレジットカードやキャッシュカードなどの金融用途に加え、個人認証を必要とする身分証明書、入退館証などへの搭載が可能であり、幅広く展開できるものとなっています。今後ズワイプ社による製品化が予定されており、日立ハイテクは日本国内におけるズワイプ社製品の販売・技術サポートを実施してまいります。
日立ハイテクは、RFIDの先駆者として約30年間に渡るグループでの取扱実績とノウハウに加え、商社としての営業力を活用し、ズワイプ社とのパートナーシップの下、生体認証製品の普及に貢献してまいります。
日立ハイテクノロジーズとの協業は、当社として大きなチャンスだと感じています。ビジネスパートナーとなれたことを誇りに思うとともに、当社製品が日立ハイテクの販売網により拡販されると確信しており、このたびの販売代理店契約締結を嬉しく思います。業界で強いプレゼンスを発揮し、エンドユーザーの要望をよく理解する日立ハイテクは、当社にとって理想的なパートナーです。
(1)名称 | Zwipe AS |
---|---|
(2)所在地 | ノルウェー オスロ市 |
(3)代表者 | CEO Kim Kristian Humborstad |
(4)事業内容 | 指紋認証に特化した生体認証技術の開発・製造・販売 |
(5)設立年 | 2009年 |
画像
クレジットカードへの
指紋センサ搭載イメージ(開発中)
お問い合わせ頂く前に、当社「個人情報保護について」をお読み頂き、記載されている内容に関してご同意いただく必要があります。
当社「個人情報保護について」をよくお読みいただき、ご同意いただける場合のみ、お問い合わせください。