―IoT×AI活用アプリケーションによる製造業の課題解決支援を加速―
株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:宮﨑 正啓)の100%子会社である株式会社日立ハイテクソリューションズ(取締役社長:飯泉 孝/以下、日立ハイテクソリューションズ)は、Flutura Business Solutions Private Limited(CEO:Krishnan Raman/所在地:インド バンガロール/以下、Flutura社)へ資本参加するとともに、戦略的パートナーシップ契約を締結しました。これにより、お客様が抱える課題解決を短期間かつリーズナブルに行うことが可能となります。
近年、世界各国の製造業では、IoTの技術を取り入れて、課題である品質や歩留まりの改善、設備や機械の稼働率向上をめざした取り組みが始まっています。IoT技術を製造業の課題解決に活用するには、工場内のさまざまなデータを収集、可視化・分析するだけでなく、課題解決のための具体策を特定することが重要になっています。しかしそのためには、実証実験やデータサイエンティストの育成など、莫大な時間とコストがかかることが懸念されています。 Flutura社は、お客様が持つデータから分析モデルを構築し、IoTとAIの技術を用いた課題解決支援アプリケーションを開発・提供しています。すでに蓄積された多数のノウハウとアプリケーションモジュール(「Cerebra SignalStudio™」)により、通常約1年かかるアプリケーション開発を約90日間で提供し、さらに小規模でのアプリケーション展開が可能であるため、課題解決のためのコストを抑えることができます 。
日立ハイテクソリューションズは、2016年8月にFlutura社の子会社であるFlutura Business Solutions LLC(CEO:Krishnan Raman/所在地:米国カリフォルニア州)と、課題解決支援業務アプリケーションをワールドワイドに提供する代理店契約を締結し、日本国内を中心に事業を展開してきました。このたび、Flutura社への資本参加および戦略的パートナーシップ契約を締結することにより、Flutura社と事業戦略やコア技術を共有してさらに強固な関係性を構築し、急速に拡大するIoT市場において課題解決のためのソリューションを提供してまいります。また、今後海外市場での事業展開をさらに加速し事業拡大をめざします。
日立ハイテクソリューションズは、IoTプラットフォームやデータ分析ツールなど、IoTソリューションを十数年にわたり提供しており、Flutura社のサービスも加えることで、一層、製造業のお客様のお役に立つIoTソリューションを提供してまいります。
名称 | Flutura Business Solutions Private Limited |
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所在地 | Bangalore, India |
代表者 | Krishnan Raman |
事業内容 | データ分析に基づく企業の課題解決アプリケーションの開発 |
従業員数 | 約70名 |
設立年 | 2012年 |
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