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日立ハイテク
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インダストリアル・ソリューション事業

インダストリアル・ソリューション事業

将来ビジネス環境予測

1.5℃の場合

各国における脱炭素化実現に向けた法規制が整備・強化され、特に、グローバルで車両の排ガス規制が益々強化されることにより、EVニーズが加速度的に増大し、CO2排出を伴う車両の台数が減少します。
このため、ニーズに対応した鉱物資源採掘量が増大するとともに、リサイクル技術が進展します。また、商取引品ごとのCO2ラベリングニーズが増えるため、パートナー企業とのCO2排出量情報の共有が求められます。

4℃の場合

ガソリン等の燃費規制など法規制の厳格化やモーダルシフトはグローバルで進展せず、従来の内燃機関による車両が主流となります。
気候変動に起因する台風や洪水などの自然災害による被害が激増するため、事業拠点やサプライヤの製造・物流拠点の強靭化が求められます。

当社の対応

  1. パートナー企業との協働
    EVおよびLiBの事業領域において、パートナー企業と協業し、サプライチェーンにおけるカーボンニュートラルに貢献します。
    今後需要が伸長するLiBの再利用や再製品化に向け、電池残存性能評価の高速化、高精度化が重要視されるため、日立製作所とともに開発した「電池劣化高速診断手法」を用いたソリューション等を提供します。
  2. 自然災害に対するBCP対応増加傾向にある自然災害については、当社BCP並びにパートナー企業のBCPをもとに事業中断リスクへの対応力を強化します。