真空・液中・ガス・温度・湿度など、様々な環境ニーズに対応する環境制御型ユニットAFM5300Eなら、大気型AFMでは実現できない環境下でも測定可能です。高真空状態での電気計測や加熱・冷却状態での試料の物性マッピングなどが可能で、専用の雰囲気遮断ホルダを使用してSEM、IM、AFM間を大気に曝露することなく搬送できます。
価格 ¥8,500,000~
(プローブステーションは別売りです。)
取扱会社:株式会社 日立ハイテクノロジーズ
従来の大気型AFMでは実現できなかった環境下での測定が行える環境制御型AFMです。表面吸着水の影響を最小限に抑えることができる高真空状態での電気計測や、加熱・冷却状態での試料の物性マッピングなどが行えます。 また新開発の『温度スウィープ機能』は、温度環境変化による試料の熱膨張や収縮に起因するZ軸測定域外れを監視しフィードバック制御することで、カンチレバーを試料面に接触させたままでの連続物性測定を可能にします。
(特許3857581号、特許3926638号)
●大気中 ●液中 ●真空中 ●ガス雰囲気(流量制御) ●温度制御 加熱・冷却(-120~300℃) 高温(室温~800℃)
●湿度制御(0~80%) ●磁場印加(水平、垂直、面内回転、max 5000 Oe )に対応!(専用オプション使用)
工具不要の『統合型ホルダフランジ開閉機能』の採用により、試料の導入交換やスキャナ交換を容易にすると共に、環境制御AFMの宿命である試料交換後光軸調整も不要になりました。 測定モード切り替え時のホルダー交換すら必要ありません。
『スイングキャンセル機能』を採用。試料部のゆらぎを徹底的に減少させ、ドリフト量を抑えました。ナノオーダーの構造解析に欠かせない基本性能を磨き上げることで信頼性を高めました。
ドリフト量:0.015 nm/sec以下
電気特性などを観察する場合、試料表面や探針に付着している水分などの影響により、分解能が低下することがあります。 真空状態にすることで、表面に付着している水分・コンタミなどを排除し、物性観察モードでの高分解能かつ高感度の観察が可能になります。
検出系 | 光てこ方式 |
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検出系の光源 | 低コヒーレント型半導体レーザー |
分解能 | 原子分解能 |
試料サイズ | 最大25 mmφ、厚さ10 mm |
スキャナ(走査範囲) | オープンループ
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光学顕微鏡 |
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基本機能 | AFM、DFM、PM、FFM |
機能拡張性* | SIS、STM、LM-FFM、VE-AFM、Adhesion、Current、SSRM、SNDM、PRM、KFM、EFM、MFM |
除振機構 | エア供給式パッシブ除振台 |
試料移動機構 | マニュアルステージ XY:±2.5 mm |
対応環境 | 大気、真空*、液中*、湿度*、加熱冷却*(-120~300℃/RT~800℃) |
真空排気系* |
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高温加熱試料台
加熱冷却兼用試料台
冷却デュワー
温度コントローラ
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