日製産業は、1947年4月12日に、農漁村用電化製品の販売を目的に日立製作所の直系会社「株式会社日之出商会」として東京都中央区湊町に設立され、10月に日製産業株式会社に改めた。日立製品の販売・輸出の一方で日立への材料調達を手掛け、1949年より理化学機器の取り扱いを開始、1960年代には工業計器・電気機器の営業を移管された。1971年に東京証券取引所第二部に上場した。
特に、電子機器・電子部品、生化学自動分析装置などの輸出で実績をあげ、西ドイツのBASF社へのコンピューター、米国のシアーズ社へのVTRのOEM供給などが大型商談として特筆される。
統合時は、科学機器から半導体製造検査評価装置、情報システム、産業システム、半導体、先端材料に加え、ナノテクノロジー分野・ライフサイエンス分野に至るまで広範な領域で事業を展開している。