日立メディコは、1949年に日立の紡績機械の販売を目的に設立され、1954 年に日立レントゲン株式会社に商号変更、医療機器の販売事業に取り組んだ。1969年に大阪レントゲン製作所と合併して製販一体の医療機器メーカーとなった。1973年には株式会社日立メディコに改称し、日立グループの医療機器事業を担う会社としてX線CT装置やMRイメージング装置などの製造・販売・サービスを行っている。
日立ハイテクノロジーズに移管された検体検査事業は、1973年に日製産業より臨床検査用血液自動分析装置の国内販売業務の移管を受けたもので、日立製作所の計測器グループが開発・製造する検体検査装置(モジュラー方式の血液、尿、細菌等自動検査装置)の国内販売を担当し、複雑化する生化学検査に最適な検査機器を提供してきた。