創立15周年を迎えて

創立15周年を迎える2016年の年頭、宮﨑社長は「全員で、変化への挑戦を加速する1年にしよう」、「もっとお客様にフォーカスし、『個別化』と『専門化』を追求しよう」、「各現場で自ら考え、判断し、行動する全員経営・自律分散型組織の日立ハイテクをめざそう」、「変える勇気、変わる勇気を持って進もう」と呼びかけ、そのために会社としてワクワクしながら伸び伸びと動き回れる環境をつくり、地域社会に対してきちんと還元・恩返しをし、積極的に社会における企業の役割を果たし続けていきたい、一緒に変化にチャレンジしていきましょうと呼びかけた。

CSR経営では、2015年11月に「統合報告書2015」を発行し、被災地での電子顕微鏡を使った理科教育支援活動、日立ハイテクサイエンスの小山事業所に整備した「日立ハイテクサイエンスの森」(公益財団法人日本生態系協会の生物多様性の保全・回復に関するJHFP認証制度でAA+評価を取得)が特筆される。

2015年度連結業績は、科学・医用システム分野が堅調に推移し、売上収益は前期比1.5%増の6,290億円、営業利益同5.2%増の494億円、当期利益(親会社の所有者に帰属する当期利益)は同16%増の360億円となった。
*2015年度より国際財務報告基準(IFRS)で表示