「意志ある連結経営」の取り組み

2003年12月に「企業ビジョン」を、「ハイテク・ソリューション事業におけるグローバルトップを目指す」と定め、現在に至っている。

その実現に向け、グループ各社の独自性を尊重しつつ「意志ある連結経営」を進め、グループトータルで「企業価値の最大化」を図るために推進されたのが、「経営改革プロジェクト」である。プロジェクトでは、聖域を設けず企業活動のあらゆる分野の問題点を正面から捉え、議論を行ったうえで2005年度予算と中期経営計画に盛り込んだ。2005年4月に林社長は「経営改革の内容と実行にあたって」として16項目に及ぶ詳細かつ具体的な改革項目を呈示した。

改革の大きな狙いは、4つのコア事業である「半導体製造・評価装置」「ライフサイエンス関連機器」「情報・生産システム」「電子部品・工業材料・電子材料」へのリソース集中、管理部門を筋肉質な体制とすること、グループ全体の最適化を図ることであった。

企業ビジョンと運営方針
(2006年度決算説明会資料より)