ライフイベントを経ても、自分らしく働ける環境が整っています。日立ハイテクの両立支援及びワークライフバランスについて、ぜひ知ってください。

杉山
2006年入社 二児の母
医用システム第一設計部 統括主任技師
第一子の妊娠中に主任技師(一般企業でいう課長職)を拝命しました。嬉しいことではあったのですが、産休、育休を取得する際に、みんなに迷惑をかけてしまうかもという不安もありました。そんな私に対して、周りの人たちは「仕事はなんとかするから、頑張って産んでおいで!」と優しく声をかけてくれたんです。とても勇気づけられました。
無事に出産を迎えることができた私は、産後、早めに職場復帰したいと考えていました。長く育休を取得することもできるのですが、早いうちから子供を保育園に通わせて社会性を育んでいく教育方針であったこと、いずれ職場に戻ることを考えたときに、仕事と子育てを両立する生活スタイルを早期に確立させたかったためです。産前から保育園の検討を進めて、産後2ヶ月の休みを経て、職場復帰しました。ただ、育休中に、子供を保育園に通わせることができても、以前のように100%仕事に時間を割くことはできないと、感じていました。早く帰ったり、急に休みをもらうことも出てくるはず。そんな相談を上司にしたところ、「子どもができて働き方を見直すのは当然のこと。自分が働きやすい働き方を見つければよい」と言ってくれました。そして、部下を育成することで自分にしかできない仕事をできるだけ減らすようにとアドバイスしていただきました。それ以来、チーム全体のレベルアップとメンバーの育成に力を入れ、チーム全体で協力しながら働くマネジメントを心がけています。
現在、二人の子供を育てながら、在宅ワークやフレックスタイムをうまく活用し、総括主任技師として設計部のマネジメントをしています。出産、育児はもちろん大切ですが、そのためにキャリアを諦めるのは少し寂しいこと。どちらも大切にしながら、自分らしく働くことができるこの職場は、私にとって最高の舞台です。ちなみに、今日このあと、スイスに出張に向かいます。

佐藤
2016年入社 一児の父
評価制御システム設計部 技師
妻の妊娠がわかってすぐに、出産、育児に向けての準備に取り掛かりました。周りに何人も育休取得経験のある男性社員がいましたので「どの程度、休むのがよいか」「どんな準備をしておけばいいか」といったアドバイスをもらいました。みなさんの話を聞くほど、出産の大変さと喜びがわかり、『授乳以外のことは全部やるぞ!』という気持ちになることができました。
育休は2ヶ月取得することにしました。ただ育休を取得したいと考えていたタイミングが開発のピークと重なっていたので、申し訳ない気持ちがありました。この気持ちを軽くしてくれたのは上司や同僚です。上司に妻の妊娠について話をしたら、開口一番に「おめでとう!いつから休む?」と言ってくれました。育休の相談をするよりも前に、このような言葉をもらえたので気持ちが軽くなりました。その後、自分の抱えていた仕事をどのようにチームに引き継いでいくかを一緒に考えてくれました。引き継ぎをお願いしたチームの仲間たちも「子育てを楽しんで!」と笑顔で送り出してくれたので、仕事のことを全て忘れて、初めての出産、初めての育児に専念することができました。
新生児は1日1日成長をしていきます。その成長を間近で見て、喜んだり、慌てたり、笑ったりと、しあわせな時間を過ごせたと思っています。職場復帰後は子育てを中心にした生活に変わっていきました。残業をできるだけしないメリハリをつけた働き方は慣れるまで大変でしたが、とっても充実しています。
社を挙げて男性育休取得率100%を目指しているということもあって、多数の男性社員が育休を取得しています。残業をしない働き方への理解も進んでいるので、男性も育児にしっかり向き合えます。
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子供の体調不良など、急な対応が必要な時でも、制度をうまく組み合わせることでハイブリッドな働き方ができます。制度が充実していると実感しています。