
私たち日立ハイテクグループは、半導体製造・検査装置、電子顕微鏡、医用・バイオ・DNA分析機器、産業自動化設備など、多彩な業界のモノづくりを誰にも見えないところで、まさに「名もなき英雄」として支え続けています。

その活動の基盤となるのが、国内・海外に広がるグローバルネットワークと、徹底した品質へのこだわりから生まれる「日立ハイテククオリティ」。測長SEM(走査電子顕微鏡)、半導体計測・検査装置、生化学・免疫分析装置、DNAシーケンサといった製品群は、世界トップクラスのシェアを獲得しており、その技術力は、まさに「世界標準」と呼ばれるレベルに達しています。また私たちのさらなる特徴は、メーカー機能だけでなく商社機能を併せ持つこと。これにより世界中の市場動向やニーズを迅速かつ的確にキャッチアップし、「スピード」と「品質」という両軸を高い次元で融合させています。その一つの証が、2010年に地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトとも言えるでしょう。はやぶさが持ち帰ったイトカワ微粒子の解析では、私たちが提供した電界放出形走査電子顕微鏡やX線分析装置が重要な役割を果たしました。世界が息を呑んだその瞬間を、私たちの技術が支えていたのです。

こうした数々の技術的成果を支えるのは「人財」の力に他なりません。毎年実施している積極的な採用活動を通じて、次世代を担う優秀な人財を確保すると同時に、働きやすさを追求した環境改善を徹底。すべては「人財」が存分に力を発揮できるための仕組みづくりです。日立の歴史は、常に時代の一歩先を見据え、変革への挑戦を重ねてきた歴史でもあります。その歴史をさらに更新していくため、私たちは今後も「誰もやれていないこと」への挑戦を続け、「まだ存在しない新たな価値」を創造し、「誰もが願う未来」を自らの手で築いていきます。その使命感こそが、私たちの誇りであり、揺るぎない覚悟です。
あなたも、この挑戦の一員になってください。共に未来を創造しましょう。