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OE750によるCo-Cr-Mo合金の元素分析

超高齢化社会の進行に伴い、治療の選択肢として人工関節や骨固定材料など体内に埋植される金属インプラントの需要が増加しています。これらの材料には高い生体適合性や耐食性、機械的強度が求められるため、JIS T 7402‑1に規定されるCo‑Cr‑Mo合金や、JIS T 7401に示されるチタンおよびチタン合金のように、国際規格に適合した化学組成を有することが重要です。また、ASTM F75、ASTM F1537、ASTM F136などの規格でも主要元素および微量元素の管理が求められています。これらの規格適合性を評価するうえで、固体発光分析装置(OES)は主要元素から微量元素までを迅速に精度よく測定することが可能です。

OE750
OE750

Co-Cr-Mo合金の元素分析

分析方法

表1 装置仕様
光学系 パッシェン・ルンゲ
焦点距離 400 mm
回折格子溝数 2400 本/mm
検出器 マルチCMOS
観察波長範囲 119~766 nm
光学系雰囲気 中圧真空
表2 試料の前処理方法および分析条件
標準物質 B.S. 173
(Brammer Standard Company, Inc.)
前処理方法
(研磨)
卓上試料研磨機 IM-P2(IMT)
回転速度:50~400 rpm
研磨紙:炭化ケイ素(#80)
分析条件 Co_300(Co-Cr-W合金用分析プログラム)

分析例

表3 JIS T 7402-1、ASTM F75規格値、標準物質(B.S. 173)保証値および測定結果

(単位:wt%)

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  • JIS T 7402-1およびASTM F75相当の標準物質を10箇所測定し、平均値(Avg.)と相対標準偏差(RSD)を算出しました(表3)。
  • 全ての元素において、保証値と同等の結果が得られました。
  • RSDは良好であり、精度良く測定できていることが分かります。*2
  • OE750では、鉄やアルミニウム、銅合金のみならず、幅広い金属種や元素を迅速に分析することが可能です。*3

*2 検出下限値近傍および検出下限値以下の元素は除く。

*3 相談に応じて、分析元素の追加や分析濃度の拡張可能。

詳細データ

表4 標準物質(B.S. 173)の測定結果

(単位:wt%)

-

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