高分解能FEB測長装置 CS4800
4、6、8インチのウェーハサイズに対応した測長SEM
高分解能FEB測長装置(CD-SEM) CS4800 は 4、6、8インチのウェーハサイズに対応した測長SEMで、当社がこれまで培った最先端の計測技術を搭載することにより、二次電子分解能および計測再現精度を向上しています*1。また計測オペレーションを自動化することで、お客様の既存ラインの生産性向上に寄与します。さらに、簡易な切替え作業により、最大2種類のウェーハサイズの自動搬送が可能*2であるとともに、炭化ケイ素(SiC)や窒素ガリウム(GaN)などさまざまな材質に対応し、多品種量産の半導体デバイス生産に貢献いたします。
*1 当社従来機比
*2 組合せによってはできない場合があります
取扱会社:株式会社 日立ハイテク
特長
- 既存装置との置き換えおよび併用を考慮した装置寸法とGUI*3
- 最先端装置開発で培った高精度計測技術および最新の計測アプリケーションを搭載
- 光学軸調整作業の自動化により、オペレーターの熟練度による測長ばらつきを低減
- 画像処理技術の向上によりレシピでの自動計測を実現し、スループットを向上
- 4、6、8インチのマルチウェーハサイズに対応した新規ウェーハ搬送システム
*3 GUI(Graphic User Interface):コンピューターのグラフィックス表示とマウス等のポインティングデバイスを使用したソフトウェアの操作体系
仕様
| 計測再現性 | 1nm(3σ)(当社標準ウェーハ・測定条件時) |
|---|---|
| 対応ウェーハサイズ | 直径 100mm, 150mm, 200mm |
| オートローダー | 2ポート |
| 装置寸法(本体部) | 1180(W)× 2500(D)× 1990(H)mm |
関連資料
オフラインレシピ作成システム
RecipeDirector
設計データの活用でウェーハやCD-SEMを使用せずにレシピを作成、HSS(Hitachi Spread Sheet)を用いた自動生成機能によりレシピ作成時間を大幅に短縮
レシピのリモート管理PC
Data Station
データステーションは、レシピをリモートで一括管理するためのPC。データステーション上でレシピ編集を行うことでCD-SEMの稼働率を向上
オフライン多機能測長システム
DesignGauge-Analyzer Plus
OPCモデリングやプロセス評価など、大量データの測長に対応、計測作業の効率化を支援し、デバイス開発のリードタイム短縮に貢献
オフライン測長・解析 PC
Terminal-PC
CD-SEMと同様の測長環境をPC上に構築して再計測を実行、測長結果はMicrosoft Excelと連携し、スムーズなデータ解析を実現
オンライン高速・多項目計測システム
MI-Boost
CD-SEMとの並列処理により、多項目・多点計測とリアルタイム通知を両立、デバイスパターンの変動を的確に捉え、品質管理の高度化を支援
