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処理された髪の表面の違い

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株式会社日立ハイテクサイエンス
ジャンル 生体, 有機・高分子
モード DFM
測定領域 約30µm
ステーション SPI3800N
装置 SPA-300

解説

(a)     (b)     (c)

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Fig.1 処理された髪の表面(3D像)

(a)     (b)     (c)

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Fig.1 処理された髪の表面(3D像)

(a) 未処理の髪 Ra=115nm
(b) ダメージヘア Ra=137nm
(c) トリートメントした髪 Ra=96nm

髪の毛の表面処理による形状の違いをDFMモードで観察しました。Fig.1は、測定した結果を3D表示したものです。未処理の髪は、付着物が多いことがわかります(Fig.1(a)参照)。ダメージヘアは、過酸化水素水10%の溶液に2~3分間浸して処理したものです。この場合、表面の組織が壊されているような様子が観察されます(Fig.1(b)参照)。トリートメントした髪の場合、きれいなキューティクルが観察されました(Fig.1(c)参照)。

Fig.2は、これらの処理の違いを詳細に解析するため、画像の平坦化処理(3次元傾き補正)を行い、表面粗さ解析機能により、面粗さRaを算出してみました。トリートメントした髪の粗さが一番小さいことがわかります。

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