History
組織から見る
2024年度時点の本社29部門・全国10支店の
これまでの歩み、トピックス、今後の展望をご紹介します。※株式会社、財団法人、社団法人、国立大学法人等の記載は省略しています。
Service Support Center
2014年4月にサービス本部の横串機能の強化を目的に、サービス企画本部サービスサポートグループが発足され、サービス部門全般に関わる企画・業務支援を実行することとなった。2015年4月にはサービスサポートセンタが設立されるとともに、共通資材の調達・測定器の校正業務を行う工務グループが調達・ロジスティクスセンタより移管された。
2017年4月には拠点のサービスエンジニアの業務多忙感を軽減させるために、支社・支店にアシスタントと工務担当者から構成されるサービス業務グループが新設され、エンジニアの間接業務の一部をサービス業務グループへ移管された。2018年10月にサービス業務グループ推進プロジェクトが発足し、全国のサービス業務グループの取りまとめを実施し全国をコントロールすることとなった。
その後、プロジェクトはサービス業務センタ、CS戦略企画室サービス業務グループと組織改編し、2021年4月にバックオフィスセンタとして部格の組織となり、バックオフィス業務標準化による拠点間差解消を進めた。
2024年4月の組織改正にて、調達・ロジスティクスセンタから那珂・小山・関西・笠戸ロジスティクスグループを分離・統合して「サービスサポートセンタ」に改編し、バックオフィスグループと各ロジスティクスグループがともに活動することとなった。
サービスエンジニアの多忙感は10年以上前から変わることがなく、継続した課題となっている。2017年のサービス業務グループ設立後に実施したエンジニアへのアンケートでは業務の移管は進んでいたが、2022年のエンジニア向けアンケートでも業務負担は軽減されたと感じるエンジニアは62%である一方、更なる移管も要望されている。
そこで、エンジニアがお客様への時間を確保するために間接業務の移管と効率化を進め、見積り作成、試験成績書確認などは本社からの支援を進めており、部門別・支店別の支援率推移のグラフ化などエンジニア間接業務の支援率を見える化し、業務負荷低減に努めている。サービスにて使用する測定器に関しても、校正有効期限を切らすことのないよう規則改訂や運用の見直しを行い、現地作業での品質確保を実施している。
バックオフィス業務に関しては、約12年にわたりエンジニアの負担軽減施策を実施しているが、今後もこの取り組みを継続していく。そのためにも支援の標準化・集中化を進め、拠点バックオフィスの支援の底上げと効率化をめざしている。
部門ごとの特色もあるが、支店を超えたリモート支援を考慮した人員の適正配置、システムの構築によるエンジニアサポート強化を推進していく。測定器に関しても校正期限切れゼロを実現させるとともに、数量、管理方法の適正化を進め、コスト最適化と効率化を図っていく。
ロジスティクス業務に関しては、お客様が使用したいときに使用できるような部品の供給を確立させていく。荷造運賃や実績データの集計・分析による倉庫運営の高効率化を検討し、倉庫の集約、各倉庫の在庫量の適正化など細かな運用をめざす。
バックオフィスとロジスティクスを融合させ、情報とモノのシームレスな支援体制を構築し、サービスの生産性向上に寄与させるべく活動していく。
資産管理にRFID※を導入
貸出返却時の読取時間短縮に寄与
※RFID(Radio Frequency Identification:専用タグのデータを非接触で読み書きするシステム)
2024年9月成田倉庫を新規契約
海外向け部品倉庫として運用